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火山と飛行機の危険な関係

日本は「火山大国」と言われるほど、火山活動をしている山が数多くあります。 温泉や地熱発電といった恩恵を受けられるのは、その火山のお陰です。 ですが、火山がいったん噴火した場合、その被害は甚大になるケースが多いですね。 本年2015年だけでも、桜島、蔵王、箱根山、浅間山、阿蘇山といった山々で噴火が起こっています。 火山の噴火は飛行機の運行にも支障がきたすことがあります。 テレビや新聞でも、火山が噴火した時には、フライトの欠航がよく報道されていますので、ご存知の方も多いことでしょう。 火山の噴火と飛行機の飛行。 一体どのような関係があるのでしょうか?

危険な悪役火山灰

火山が噴火すると、周囲の大気中には火山灰が舞い上がります。 この火山灰が飛行機のフライトには命取りになるのです。 日本国内ではありませんが、実際に海外では火山灰が原因で飛行機のエンジンが停止したという事故が過去に何件も起こっています。 灰と言えば、私たちがイメージするのは、物を燃やした後に残るフワフワとした粉のようなものでしょうか。 ですが、火山灰はそういったものではなく、岩石・鉱物やガラス質の非常に細かい粒子で構成されています。

飛行機エンジン

飛行機のジェットエンジンに火山灰が吸い込まれると、燃焼室の熱で溶けてしまいます。 鉱物やガラスが溶ける?とお思いになる方もいらっしゃるかもしれません。 ですが、燃焼室の温度は1000℃以上になり、鉱物やガラスの溶解温度より高いのです。 溶けた火山灰はエンジンに付着、正常に作動していたエンジンにトラブルを起こします。 そして、最悪の場合は、溶けた火山灰はエンジンを停止させてしまうのです。

火山の噴火による飛行機のルート変更や欠航はやむを得ない

前述しましたように、火山灰の正体は岩石や鉱物、ガラス質の非常に細かい粒子です。 高速で移動している飛行機が火山灰の浮遊する空間を通ると、たとえジェットエンジンにトラブルをきたさなくても、機体表面がボロボロになることは必至でしょう。 火山灰を身近なものにたとえると、サンドペーパーのザラザラした部分のようなものです。

阿蘇山噴火

写真:阿蘇噴火(草千里から)

そんな代物がコックピットのフロントガラスに当たれば、ガラスは傷だらけ。 フライトがたちまち危険なものとなることは、容易に想像できますよね。 火山灰の浮上高度や飛散範囲は、噴火の規模や天候・風向きによって変化します。 もし搭乗予定や搭乗した飛行機の到着空港が火山の噴火によって変更になったり、フライトが欠航になったとしても、やむを得ないこと、と心しておきましょう。