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【盛岡・グルメ】盛岡名物!「わんこそば」

盛岡名物と言いますと、頭に浮かぶのは、お菓子だと「南部せんべい」 「かもめの玉子」「小岩井農場クッキー」そして、伝統食文化の観点から言いますと「わんこそば」です。今回は、盛岡の「おもてなしの心」から誕生した「わんこそば」をご紹介していきます。

宴席で客人をもてなすための蕎麦「わんこそば」

「わんこそば」は、蕎麦を一啜り分にお椀に小分けしたものです。その食べ方は、ねぎ、青紫蘇、海苔、白胡麻などの薬味、なめこやとろろなどの山の幸、まぐろのお刺身やいくらといった海の幸、それらをつまみながら蕎麦を楽しみます。お椀につゆと一緒に入った蕎麦は、10~15杯前後でもりそば1人前の分量となっています。

わんこそば画像1

古くから、大勢のお客さんをもてなすために蕎麦を振舞う習慣のあった盛岡地方。一度に大勢の人に、蕎麦の茹で立てを食べてもらうため、考えられたのが一口サイズの量をお椀に入れ供することでした。これが「わんこそば」の原点と言われています。

給仕さんの掛け声とともに、蕎麦を楽しむ!

「わんこそば」を食べるのにも少しルールがあります。「わんこそば」を注文すると、まずは先ほどの薬味やつまみが運ばれ、蕎麦の入ったお椀をたくさん載せた大きなお盆を持った給仕さんが登場します。「はい、ドンドン」「じゃんじゃん」の掛け声とともに、給仕さんがお椀に入った一口大の温かいおそばを、持っているお椀に放り込みんでいきます。お腹がいっぱい、もうこれで満足ですというまで、延々とこの儀式が続きます。

わんこそば画像2

写真:岩手県観光協会提供

満足したことを伝えるためには、お椀にふたをしなければなりません。これが意外と難しく、給仕さんの素早い蕎麦入れに、お椀にふたをするのが間に合いません。お椀に入った蕎麦は、すべてたいらげなければいけませんので、食べ終えるためには、給仕さんとの勝負となります。蕎麦を投げ入れるのが早いか、お椀のそばを残さず食べて、お椀にふたをするのが早いか、「わんこそば」は食事の領域を超えたバトルゲームのようなものへと変化していきます。

隙を見せたら、すっとお椀に蕎麦を投げ入れられてしまいます。給仕さんもお椀がカラにならなければ、次のそばをお椀に投入することはできません。実際にこのバトルは、やってみると中々楽しいものです。是非、盛岡出張の折には、「わんこそば」をご賞味ください。