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【滋賀・観光】滋賀県の湖東地域と言えば「彦根城」

滋賀県の湖東地域と言えば琵琶湖沿岸の彦根地域。彦根は、都である京へ上がる東国と西国を結ぶ重要な地域でした。古来この地域では、壬申の乱(672年)、姉川の戦い(1570年)、賤ヶ岳の戦い(1583年)、関ヶ原の戦い(1600年)と多くの合戦が行われてきました。

古くから交通の要であった彦根に立つ「彦根城」

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の戦国時代を駆け抜けた武将達も、その戦略拠点として彦根地域を重要視していました。この彦根城の築城は、徳川家康の命により慶長9年(1604)より着工され、城郭の完成は1622年とされています。彦根城は、標高50メートルの彦根山に建てられた平山城で、彦根山が金亀山の異名を持つために金亀(こんき)城とも呼ばれていました。現在彦根城は、姫路城、松本城、犬山城とともに国宝に指定されています。天守をはじめ、重要文化財である各櫓(やぐら)、下屋敷の庭園だった玄宮園、内堀や中堀なども築城当時の姿を留めています。

彦根城

写真:彦根城天守閣

彦根城のココが見所!!

彦根城の天守は、関ヶ原の戦い時に近江大津藩主京極高次が城主だった大津城から移築されたものであるといわれています。また、佐和山城や長浜城などからも資材が運び込まれ、彦根城の築城に使用したと伝えられています。さて、その彦根城の最大の見どころといいますと、三重三階の天守ではないでしょうか。天守は、現存する12天守の中で最も数多くの破風を誇っていますます。華頭窓の数も一番多くなっています。そして、次なる見所は天守を支える石垣ですが、特徴あるのが天秤櫓の石垣です。その特徴というのは、廊下橋を境にして向かって右側と向かって左側では石垣の積み方が異なっています。

天秤櫓の石垣

写真:天秤櫓の石垣
これは、左側の石垣が江戸末期1854年に修繕されたからで、本来は右側に積んでいるような自然の石をそのまま積み上げる「野面積み」でした。修繕された方は、石と石の接合面を密着するように加工して積み上げた「打ち込みハギ」といわれる積み方になっています。そして、元禄時代に建てられた馬屋も城内に馬屋が残っているのは、国内の城でも彦根城のみですのでとても貴重な存在です。最後に、天守閣の北東にある風光明媚な庭園「玄宮園」も是非訪れて欲しい場所です。庭園は大名庭園の様式を用い、琵琶湖や中国の瀟湘(しょうしょう)八景にちなんで選ばれた近江八景をイメージして造られています。園内中心にある行け錦折々に咲く草木の彩りが映り込む風景に趣を感じます。彦根藩4代藩主井伊直興が、延宝5年(1677年)に造営したとされており、現代にいたるまでその姿を変えることなく存在しているところが素晴らしい限りです。玄宮園(入園料:大人200円)

玄宮園

写真:玄宮園